Hydrorelease(筋膜リリース)

Hydrorelease/ハイドロリリース(保険診療・自費診療

Hydroreleaseとは
「超音波ガイド下に結合組織に薬液を広げる手技」
筋膜リリースと決別します。今後当院では筋膜リリース Hydrorelease(略してHR)と表記変更させていただきます。

理由として筋膜リリースという言葉がひとり歩きしすぎて筋膜ストレッチや筋膜運動までは理解できますが理由や原理も説明せずに筋膜ダイエットなどという言葉まで作られてきてとても胡散臭く感じるようになってしまったからです。
なんでもダイエットという言葉をつければいいというものではありません!


当クリニックの治療では生理食塩水を主として疼痛や症状を誘発していると考えられる部位を特定しその部位の神経・血管・筋腱の滑走性を高めることによって症状の軽減を目指します。もちろんまだまだ治療効果が100%というわけにはいきませんがその数値を高めるために日々精進しております。
苦渋の判断ですがまだまだHRは世間一般には知られていないと思いますのでHydrorelease(筋膜リリース)としばらくは併記させていただきます。

なぜHRが疼痛の改善に効果があるのか
現時点で考えられている原理として、加齢や外傷などの衝撃、持続する同一姿勢で神経・血管・筋腱などが過剰に引き延ばされます。過剰でなければ復元力はゴム紐のように回復するのですが一定の外力を超えてしまう、もしくはその部位に牽引状態が維持されると疼痛を感じる神経が疲弊していると考えられます。
そこでその神経周囲に水分をあたえ、間隙を広げることにより以前のような滑走性を高めます。そのことにより疼痛やしびれの改善に効果があると考えられます。 数年前の交通事故でいまだにめまいや肩こりに悩まされている患者さんにも、症状に合わせてHR行うことにより、そういった症状の改善効果も期待できます。
野球肘、野球肩、ランニング障害、めまい、耳鳴り でも
野球やランニングなどで骨や筋肉に異常はないが原因不明とされた痛みや運動時痛、年齢だから仕方がないとあきらめている症状にも、HRの効果が期待できるのではないかと考えています。治療効果の実績もあります。(まだまだ数百例程度と症例数は少ないですが)
さらに 頚部神経根のなかのC4といわれる神経根が刺激されると、交感神経系に関連する症状として頭痛・めまい・耳鳴り眼精疲労などが惹起されると考えられています。つまり、この部位にHRすることにより症状の改善効果が期待されることが経験上確認されてきております。
超音波検査(エコー)を使う利点
星状神経節ブロック、頚部神経根ブロック、腕神経叢ブロックなど、以前は術者の経験を頼りに行っていたものがより安全、かつ確実に行えるようになりました。施術中に患者さんと一緒に画像を確認することができます。
今後検査機器の発達に伴いさらに治療効果が飛躍的に向上すると考えられます。

治療前 

治療後
赤い部分がHR治療後に血流が増大した部分 

当院ではHRを行いながらの投薬治療も、また投薬治療のみでも
患者さんの希望に合わせて治療を行っていきますので
診察の際に要望をお伝えください。
よくあるご質問
Q.Hydrorelease(筋膜リリース)は保険診療ですか?自費診療ですか?
保険適用です。(制限あり)
●初診料・・・保険診療(3割負担) 5,000円程度
●再診料・・・保険診療(3割負担) 1,000円〜3,000円程度
※週1回、月4回までが保険適応となります。保険適応には、1度に注射する部位数、1ヶ月に行える注射回数に制限があります。部位数・回数については受診時に説明させていただきます。
 (お電話での治療内容に関するお問い合わせはご遠慮ください。症状により異なるためお答えできかねます。)
※複数箇所は、保険で適応範囲内であれば行います。
※年齢制限はありません。   
  
Q.自費診療の場合の料金について

保険外自費治療により多数部位に治療を行う場合は、以下の通りです。
●受診料・・・4,320円(検査料金+説明)+ 治療箇所(1,080円 × 部位数)   
※8ヶ所の場合・・・4,320円 + 1,080円 × 8ヶ所 = 12,960円
※自費治療は消費税を含みます。

なるべく保険診療で済むように、患者様と相談の上治療を進めて参ります。

  
Q.生理食塩水にキシロカインを混ぜていますか?
症状に合わせて注射内容は変えております。
診察時に患者さんと一緒に再確認します。
  
Q.1回の治療で効果がありますか?
初診治療時から症状が改善する場合もありますが、長年煩った症状であれば何度か治療を行った上で徐々に症状の改善が見られるとお考えください。
痛みに対するHR治療は大火事が起きているところに消火を行うイメージを持ってください、大きな火事であればあるほど消火活動は頻回必要ですし、軽いものであれば一回ですむ場合もあります。 中途半端な消火活動であれば再度発火してしまう場合もあるでしょう。しかし火元を消火できれば自然と鎮火はしていきます。
燃え尽きた後の大地(人体)でも消火さえできていれば新しく芽吹く可能性があります。
HRによる治療の頻度は7日~28日おきに最小1回、最大でも10回ほどで(二ヶ月間の間に)治療効果の判定ができます。
Q.効果はどの位続きますか?
効果持続時間は人により様々です。数時間から一ヶ月以上効果が続くこともあります。
回数を重ねることによりその症状が徐々に軽減していけば寛解状態といっていいのではないでしょうか。
もちろん人間は生きている限り新たに症状が出ることはあります。痛みのない状態がつづけば体は正常化へ向かうと考えてください。正常でない時間が長い状態が症状をさらに悪化させると考えてください。
痛みを我慢しても何もいいことはありません。
  
  
「先進運動器エコーフォーラム2017」に参加しました
@2017/11/12 
 
講師紹介
・皆川 洋至 先生  整形外科 / 城東整形外科 診療部長 【 プロフィール 】
・岩崎 博 先生   整形外科 / 和歌山県立医科大学 整形外科【 プロフィール 】
・吉田 眞一 先生  整形外科 / よしだ整形外科 【 プロフィール 】
・宮武 和馬 先生  整形外科 / 横浜市立大学 整形外科【 プロフィール 】
・今西 宣晶 先生  慶應義塾大学 医学部解剖学教室【 プロフィール 】

白石吉彦先生のセミナーに参加しました @2017/7/16 
【テーマ:外来超音波診療について】

講師:白石先生のプロフィール【 コチラから 】  【 隠岐島前病院 】
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